閲覧記事記事一覧へ

思い込みのフィルタ

私たちが創造的な仕事をしてゆく上で、1つ理解しておかなければならないことがあります。それは「思い込み」についてです。私たちはあらゆることを認識しながら生きています。そしてその認識の多くは「思い込み」によってなされていることがあるのです。

例えばワインの味なんかはどうでしょう。ボルドーワインの第一級銘柄が記載されたラベルを、実際は低級銘柄のものに張られてあったとして、それを高級イタリアンのお店なんかで飲んだとしたなら、ほとんどの人は「一級品はやはりおいしいな」と感じてしまうのではないでしょうか。これは「おいしいはずだ」という思い込みが当人にあることで、このワインの味を「おいしい味」と認識させているためです。

これらのような例を上げ始めたらキリがない程に、私たちはあらゆる思い込みに基づいて物事を認識しています。つまり実際には「丸」いものを「三角」だと認識していることがあるということです。こうした視点を導入してみることで「自分の考えが必ずしも正解だとは限らない」という事実に1つ気がつくのではないでしょうか。また、必要であれば対象の本当の価値について改めて知りたいと思えるはずです。私たちが創造的な発想をしてゆく上で、様々な思い込みの存在に目を向けるという事は大切な事なのかもしれません。



関連記事

2014年03月31日(月)

理念経営

私は、経営者という立場でありながら、「人に悪く思われたくない」という性質があるせいか、言うべきことを言えないことが多く、反省することが何度もありました…

続きを読む
2014年05月08日(木)

継続という方法

何か大きな目的意識を持った時、私たちはそれの結果を早急に求めたがることがあります。自分の中でそのビジョンが強くあればある程に結果を急ぎ、焦る気持ちが湧いてくる…

続きを読む
2014年04月04日(金)

雨が降れば傘をさすという素直な心

仕事をしてゆく中で「素直な心」を持つ事はとても大切な事です。 このことを仕事への姿勢としてはじめて大々的に提唱された方としては、松下幸之助さんが思い出されます…

続きを読む
2014年05月29日(木)

受注型企業と自立型企業のちがい(マネジメント編)

私は、受注型企業と自立型企業の両方を経験しています。その違いをシンプルに言うと、受注型企業は「他社」の企画したものをつくり、自立型企業は「自社」の企画したもの…

続きを読む
2025年11月24日(月)

世界は脳が作った像にすぎない

続きを読む